真夏の夜の夢6月12日夜公演・千秋楽

さすが千秋楽、初めから通常より30分多い公演時間が設定されてました。
役者さん達、やる気満々です(笑)
当日券の整理番号が300番を超えました。

高校生町田が、小林先生を探してる所に、峯村先生が登場するシーン。
ここでは絡まないはずの二人ですが、
峯村先生、町田めがけて声高らかに「アンドゥートゥロア!」
逃げ惑う町田に、更に追い討ち「アンドゥートゥロア!」
町田君、素で怯えてました(笑)

峯村先生と小林先生の合わせネタ満載で、凄いテンションでした☆
が、やりすぎで収集付かなくなり(笑)、
町田は小林先生に「お前この穴埋めとけ!」と言われ
大きく首を横に振りながら走り去りました(笑)

小林先生のボケが受けられず怒られるシーンでは、
小林先生「なんでお前はそう地味なんだ、
  たまには先生とか関係なく突っ込んでみろ!」
と言われ、
町田、下を向いたまま下手におずおずと下がったと思ったら
そのまま小林先生に突進、先生のお腹に頭を突っ込んでました(笑)
倒れるくらい笑わせて頂きました(笑)

小林先生も「お前・・・、そんな突っ込み方始めて見たよ!!」
顕作さん素で脱力してました(笑)
同意を求めるように、小林先生が峯村先生の所に戻ったら、
峯村先生が渋い声で「可愛いっ」と言ってました(笑)

タコ焼き屋秋山に書類を書いてもらうシーンでは、
町田「ここに、たこ焼の絵書いて」とお願いしてました(笑)

そして演劇部部長(みのすけさん)は、
キャップにサングラス、リストバンドにジャージのズボンの片足を捲りあげ
「B-BOY!」と言いながら登場(笑)
「B組のトモユキに借りたんだ!」と嬉しそうでした(笑)
「町田〜!!」と怒鳴るところでは
「初めてちゃんと呼ぶぞ!マーチン!」と言ってくれました(笑)

王様の衣装ネタは「腐ったバナナ?」でした。
ちょっとゆるかった(笑)

王様から浮気草を受け取るシーンでは、
昼と同じく髪飾りに(笑)
王様「飾んなよ!可愛いじゃねぇかよ!」と言われ
女性アイドルばりの物凄い笑顔で、手を振るパック(笑)
王様ちょっとキレ気味に「そんな可愛い子がいるんだよ!!」(笑)

ダッタン人矢のネタは
昼同様樹に刺さって「あぁ〜〜」ともがくパック。
昼公演で裏切られた王様は躊躇する(笑)
それでも「王様!助けて下さい!」と懇願され
恐る恐る王様が樹から抜くと、その勢いで
パックは王様のお腹に刺さる(笑)

しかも照明さんと音響さんとも打ち合わせしてて
時代劇の殺陣のシーンの様に
「ブス!」 っと言う鈍い音と共に、真っ赤な照明で鮮血が迸りました(笑)
顕作さん「スタッフと打ち合わせしやがって!!」と悔しがっていましたが(笑)
ちゃんと刺される度に死んだ振りしてくれてました(笑)

職人劇団オーディションシーン。
米花君が男らしさの所で、「ナースマン☆」
みのすけさん真剣に「今日来てるの?」
松岡君は『MY MIRAGE』から全部観に来てくれているので
今回は来てくれないのかな〜と思ってたら
ちゃんと千秋楽に来てくれてました☆良かった!!

このコーナー注目のアンナさんの男らしさは
「火事だ〜!今助けに行くぞ!」と勢い良く水の入ったバケツを掲げて
そのまま、飲み干しました(笑)
男らしいです(笑)
クイーンス「今日は特別に“らしさマスター”を呼んでいる!」
一度このコーナーに出てみたかったのか、
表に「らしさ」、裏に「MA☆スター」と書かれたTシャツにジャージ姿の顕作さん登場(笑)
今までの仕込みネタを披露してくれました(笑)
このコーナー顕作さんが考えたネタも沢山あったようです(笑)

パックがボトムに魔法でロバの頭を被せて村人を魔法で踊らせるシーン。
パックは皆が踊っている途中に一歩下がり、
皆のDanceを見学してると思ったら
突然「全っ然ダメ!もう一回!!」とダメ出し←(振り付け師風・笑)
満面の笑顔で「さぁ皆さん踊りましょう」と(笑)
踊り終わって全員バタバタと床に倒れ込む(笑)

更に情け容赦なくパック「女は良し!男だけもう一回!」鬼(笑)
フラフラになりながら、なんとか踊りきるクイーンス。
パック「良く出来た!」と曲を止めた途端、倒れる男衆
ロバに驚いて逃げる、と言うシーンにもかかわらず、
誰一人動かない(笑)

そんなボトム達に向かって
パック「妖精ビーーーム!!」と悪戯が止まらない(笑)

クイーンスさん達、息絶え絶えで倒れたまま台詞を言い
それぞれ這いながら袖へ(笑)
パックも「あぁ〜疲れた☆」誰のせいだよ(笑)

その後もしっかり悪戯パックは
「連中何回も踊らせたら、メガネの人(みのすけさん)が動かなくなっちゃったの!」
と王様に告げ口してました(笑)

一人残されたボトム、流石に「あ〜何か疲れたな」(笑)
いつもは寂しげに「ロード」を歌うところ
尾崎豊の「I LOVE YOU」を歌ってました。(笑)

オーベロンがティターニアに魔法をかけるシーン
「音下さい」って言う所で
「ゴ〜〜ン」とお寺の鐘を打ち鳴らした
音響さん最高でした☆

ハーミアがライサンダーに離れて寝るようにと言うシーンで
小刻みに離れて様子を伺うライサンダーに
「テメーちげぇんだよ!!」と一喝してました(笑)
ライサンダーは「テメーって・・・」と床に丸を書いていじけていました(笑)

ライサンダーの寝姿は「立ち寝」
立ったまま笑顔で案内人のように片手を出して寝る(笑)
パック「あっこちらこそ初めまして」と握手したり
ライサンダーの腕の中でターンをして踊ったりひとしきりボケる(笑)
パック「寝てんのか?」と立ってるライサンダーを寝せなくてはならない。
パック凄い必死でした(笑)
動けない屋良君、非力(?)な町田君に身を任せるのは恐かっただろうな〜(笑)

その後「アテネの娘」を探すパックは
上で眠っているティターニア様の顔に腰ミノで悪戯したり、
「女の顔も見てやろう」と寝ているハーミアの顔を持ち上げて
ハーミアもライサンダーと同じように顎を出してくれてました(合わせネタ?・笑)

ライサンダー&デミートリアスの決闘シーン、
パックが魔法で踊らせる所ではライサンダーとスリラーを一緒に踊ってました(笑)
ライサンダー&デミートリアスのステップも高度になってました(笑)

「ごめんね〜♪MAじゃなくて〜♪」と演歌調に歌いながら
客席からオーベロンが登場するところでは
唐子の種さん(池谷さん)も出てきました(笑)
舞台に上がったオーベロン、 パックに「妖精ビーーム」(笑)
相手にされず、王様「ほったらかしかい」(笑)

ロバ男とイチャイチャしている様子は
「イッチャイッチャ」とパックの真似して踊る王様を
取り残して冷ややかに見つめるパック(笑)
最後まで裏切る(笑)

喧嘩の原因になったとパックがいじけるシーンが
今回も「ET」王様が指をつけようとした途端
ダッタン人の矢になって、また王様のお腹に刺さる(笑)
王様「お前は間違えをしでかすか、スタッフと打ち合わせするかどっちかだ!」
パックこっそりスタッフさんに向かって「GOOD!」と合図(笑)

王様の魔法を解く様に命じられるシーン
パック「王様かっこい〜い☆」と言うところ、
パック「王様足短〜い☆」(笑)
オーベロン「生えてりゃいいんじゃ!!」(笑)

デミートリアスVSヘレナ、最後の大勝負。
音響さんのゴングによるヘレナの判定勝?(笑)
と言うよりも圧勝でした(笑)
デミートリアスの背中に乗ったまま堂々キスを奪いガッツポーズ!
拍手喝采でした(笑)

そしてティターニア様VSボトム最終回(笑)
初めからちょっと威圧的なティターニア様(笑)
女王様「最後のお願い聞いてやっても良いけど」
ボトム「なんでそんなに恐いの?」
女王様「わかってんだろ!チューだよ!チュー!!
問答無用(笑)
男ボトムも腹を括る
やる気満々なティターニア様、胸からどぎつい色の口紅を出して塗りたくる。
ボトム君なす術もなく、ホッペと鼻の頭の3箇所にキスマーク(笑)

「この子にもしようかな〜」と屋良君にも迫ろうとする女王様に
「こいつはアイドルだから」と阻止した米花君は男の中の男でした(笑)
さっきヘレナにキスされてた秋山君を指差し「じゃああの子は?」
米花君「あいつは良いの!」(笑)
峯村さんもちゃんと納得してました(笑)


それぞれが、終わるのを惜しむかのように
ボケ倒した千秋楽。

最後の町田の口上も一説
「〜よりいっそう精進し、皆様のお気に召すよう務めます」の後
「これからもどうぞ宜しくお願いします」となり、
深々と頭を下げると会場から大きな拍手。

顔を上げた町田君の目に涙が浮かび、
「お名残惜しくはありますが、真夏の夜の夢もこれにて」
ここで町田君泣いてしまい。
涙声で「皆様、ありがとうございました。」
と最後の台詞で締めました。
更に大きな拍手、顔を上げ、しっかりと会場を見てお辞儀。

舞台上にキャスト全員が揃い、カーテンコールも4回を数えました。

町田君は、泣いてしまったのが恥ずかしかったのか
バレてないと思ったのか(笑)
必死に上向いたり、隣りの顕作さんの顔見ないようにしたり(笑)
そんな町田君を支えてくれようと、
腰に手を回してくれた顕作さんと思わず目が合ってしまう(笑)
「どうしよう・・」って顔してました(笑) バレてるよ〜(笑)
顕作さんは優しく頭を「なぜなぜ」してくれてました☆
それでも往生際の悪い町田君は
「俺は泣いてない」と言い張ってました(笑)

その後、オーベロン様ご夫妻、職人チーム、ハーミア&ヘレナと
チームに分かれて、それぞれ挨拶。
そのままハケて、「MA?は?」と思ったら
突然『DEEP IN SIDE』のイントロが!
マリオネットDanceのスーツを着たMA登場で
途端にコンサート会場になりました☆
(千秋楽で出し切った後だったからか、歌はヘロヘロになってましたが(^^ゞ)

でも役者さん達はどう思ってるのかな〜と
一抹の不安があったのですが、
曲が終わると、客席から衣装のままの峯村さん達が出てきて
ちゃんと客席で観ててくれたみたいです(^^)

更にカーテンコールで4人

米花君「もう歌っちゃったからね」
会場「え〜!!」
屋良君「去年と同じ曲を持ってきました。」
一同「それ言うなよ!」(笑)
秋山「リーダーも涙流してたからね〜笑」
町田君「・・・俺は泣いた!」と開き直る(笑)

まだまだ帰れない観客(笑)

米花君「それじゃあ一言ずつ頂きましょうか」

「喋ったもん勝ちだもんね〜」とマイクを握り先陣を切る屋良君(笑)
「本当に今日千秋楽観に来てくれてありがとうございます!
「MAは幸せです。またMA主演が出来る機会があればまた見に来て下さい!!」


続いて米花君、マイクを差し出す屋良君に
米花君「生声で喋ろうぜ!」会場「うぉ〜!」
ちょっと悔しい屋良君でした(笑)

米花君「1年ぶりに、グローブ座に帰ってこれまして、
去年から観に来ている方や、始めてみてくださった方の
笑い声や声援があったから頑張れました。
また来年も出来るように宜しくお願いします。」


秋山君「毎年やってきまして、まだ2年目ですけど・笑
本当にありがとうございます。」


まだ少し涙声の町田君(笑)
「今回またこのグローブ座で、皆さんに会うことが出来て本当に嬉しく思っております。
パックと言う役をやらせて頂いて、皆さんの暖かい気持ちが伝わってきて、頑張れました
こうやってまたMAを観て頂けたらと思います。」



全員最後まで丁寧に手を振って、森の中へ帰って行きました。




結局千秋楽は3時間にも及ぶ大作になってました。
役者さん達も休憩なしの3時間、本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。



楽しかった〜〜!!!byパック(笑)









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